建具のお話その二

フラッシュの建具ときいてなんのことかわかる人も少ないと思います。建築関係の勉強や仕事の方はもちろん知っていて当然ですが。。。

中が空洞になっていて、芯を入れることで強度を出しています。一般の住宅にはフラッシュ戸が多く、建材メーカーの戸は木目の塩ビシートで巻かれています。

年月でどうしても劣化していきます。

でも軽くて狂わないという良さもあります。

引き戸なんかは重いと動きが悪いので、障子や襖は軽くできています。

でも昔と違って今の家は引き戸が少ないですし、もし引き戸を望めば、ハンガーと言われる金物もあるし、戸車もいろいろあるし、車にあったレールもあるし。。。

選択肢はいろいろあります。先ほどのハンガーとは戸の枠のうわばに溝をついて金物(車)つきのレールを入れてとめます。その金物(車)を建具の木口に左右はめ込み、車が行ったりきたりすることで、建具が動きます。

上からつっているのです。ですから、下にレールや敷居は必要なく、車椅子などバリアフリーには最適です。

ゴミもたまりません。しかしただの引き戸より高価ですし、金物が壊れたら取り替えないとです。

その点昔からの引き戸はそうそう壊れませんし、戸車を取り替えたりすることはちょっと器用な人なら自分でできます。このように建具には必ず金物がともないますが、昔からの障子や襖は金物なしです。

だから長持ちするんですね。日本にはそういう素晴らしい昔ながらのものがたくさんあります。

で、それは今見直されつつあります。だからゲストハウスや古民家が人気なんだと思います。

で、そんな古い建物の印象を決めるのに実は建具の存在が大きいんです。